SDGsの取り組み - ANAスカイビルサービス株式会社

SDGsの取り組み

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年に国連総会で採択された「2030年に向けて国際社会が持続可能な開発のために取り組むべき17の目標」です。ANAスカイビルサービスはSDGs達成に貢献し、地域の方々から愛され、信頼される企業へと歩みを進めていきます。
すでに事業部内で取り組んでいるSDGs例
※2022年まで
目標1:貧困をなくそう
・ペットボトルキャップの回収
目標4:質の高い教育をみんなに
・全員がキャリアプランを描けるようになるために、より具体的なキャリアパスの作成
目標5:ジェンダー平等を実現しよう
・21年度にUR事象(お客様が係員に暴言やセクハラ行為を行う事象)が頻発したことを受け、リカレント教育を実施
・UR自称発生時の連絡系統の見直し(→係員を守るため)
・ラウンジ内の女性お手洗いに男性とお見受けするお客様が入って行かれた場合でも、「トランスジェンダーかもしれない」という視点を持ち、フロア係員はお声掛けをしないことを組織内で取り決めた。
・「レインボーマークが貼ってあると、余計LGBTだと思われそうで怖い」というお客様のご意見を受けて、多目的お手洗いのレインボーマークを撤去
目標6:安全な水とトイレを世界中に
・安心・安全な水の提供ができるよう、水質検査の実施
・トイレの水はケータリング棟から排出した再利用水(中水)を使用。
目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・屋上に太陽光パネルを設置して、以前はエントランスに発電量を表示
・教育資料を全て電子化(iPadを使用して閲覧し、紙の印刷をしない)
・白黒印刷の推奨
目標12:つくる責任 つかう責任
・事業本部内における資機材等の共有サイト「たてかり」を運用している。
・余剰在庫があった場合に他部署へ譲ったり、必要物品ではあるが使用頻度が低くとも、従来はそれぞれの部署で購入していたが、貸し借りすることで経費削減が可能となった。
・名刺を業務で使用する予定がないことから、2020年度入社社員から名刺の貸与を廃止
・使い古した制服をリサイクルし、ゴミの発生量を減らす
目標13:気候変動に具体的な対策を
・点検表を押印のために印刷することを廃止、WFシステムを活用し電子承認化することによって、年間約1,300枚のコピー用紙の削除を実現した。
・印刷費やコピー用紙の削除を目標に実践中
目標14:海の豊かさを守ろう
・油脂類の適切な廃棄・印刷費やコピー用紙の削除を目標に実践中
目標15:陸の豊かさも守ろう
・KIXで主催している清掃ボランティアに参加

REPORT

セミナー・ワーク「Do! SDGs」を実施
SDGsに取り組むことの理解とより具体的なアクションを促すために、セミナー・ワークを定期的に実施しています。それぞれの事業部の取り組みのシェア、改善や実践に向けた話し合いを通して、個人ひとりひとりが考え実践できる活動を目指しています。
STEP1. 経営へ統合
経営戦略
●事業計画への反映
●全社実行宣言
STEP2. SDGsを理解する
リテラシー向上・浸透
●基礎知識の習得
●SDGsへの関与意識の醸成
STEP3. 優先課題の決定
最優先課題決定
●現状を把握
●既存事業と目標のリンクを考える
STEP4. 目標の設定
KPIを設定
●目的・成果の明確化
STEP5. 実績と評価
成果確認
●業務への落とし込み
●持続的な取り組み
●記録
●発展・新規事業創出
2022年11月から12月にかけて開催されたセミナー・ワークは、SDGs全般の理解促進と自社の事業との関わりを考え、自分の部署の日々の業務への落とし込みを目標に実施しました。各部門から満遍なく集まった参加者の積極的な受講姿勢も後押しし、概念としてのSDGsからワンアクション進めるきっかけになりました。将来的に、事業計画にESG問題の解決機能を実装していきたいというコメントもあり、有意義な会になりました。
今後も定期的に、実績の共有、分析やSDGs理解度の測定、実行方針立案を継続していきます。
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